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Tamasedeskの基板紹介や使用法、Tipsなど

BM83をCS8416に積んでみました

はじめに

前記事ではBM83とCS8416を接続してI2S伝送を行いました。

ここで使用したCS8416基板はPCM5102等と組み合わせられるモジュールになっているので、BM83側の機能を絞ってコンパクトに、モジュールのオプションとして組み込めるようにしてみました。

 

基板紹介

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I2S特化基板

BM83からI2Sとイネーブルインジケータピンだけを引き出しています。

LED、プッシュスイッチはリード付きフットプリントにしています。

筐体に組み込んだ場合に線を引き延ばして使用することを考えています。

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部品を取り付けたところ

今回は役割を果たせる適当な部品を取り付けました。

USBはCS8416と共通で供給される5Vとの衝突を防ぐため、接続していません。

3電源キット、CS8416キットと組み合わせる場合ファーム書き込みの時も3電源キットへの給電が必要です。

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秋月のキットに載せた様子

BM83のファームウェア設定によって、BM83が起動している場合はBluetooth to I2S、起動していない場合は光デジタル入力と選択できます。

 

おわりに

ピンが多くて変換基板が大きくなってしまったBM83を

モジュールに組み込めるサイズに落としてみました。

秋月のDACキットに組み込んで使えるかというと…サイズ的には可能ですが、アルミケースで電波が遮断されてしまうため実用性は未知数です。

この基板は細かい修正を行った後、Boothに追加する予定です。

自作Bluetooth DACの制作にご利用いただけると嬉しく思います。

※一部機能が変更になる場合があります。

 

追記

販売開始しました。

tamasedesk.booth.pm

使用したキット